2006-03-13

放漫と傲慢そして欺瞞

誰にも読まれることはないと書き込みながら、読まれることを期待しています。
誰も訪れることはないと書きながら、ココまでの道を目に見える形で準備しました。
人間関係を煩わしいと感じながら、捨てておかれることには我慢ができません。

秘密の基地と銘じておいて入り口に鍵をかけてはいません。
かくれんぼの鬼にみつけられない者のさびしさは味わいたくもなく
増して忘れ去られて放置されることなど許されることではありません。

けれど
誰にみつけて欲しいのかすら想定してはいない放漫。
全ての知人がやがては知ることになるのだと思えてしまう傲慢。

いつか見つけだされるために次々と準備する新しい秘密基地という名の公開広場。
行き着くところ言葉を気に入っているだけの孤島という表現。

偽善的であることを自らにだけは許してしまう欺瞞が自分にはある。

1 件のコメント:

雪虫の伝説 さんのコメント...

おみごと。しかしまだどこにも表示してない秘密のアジトがありますよ。
探してくれてありがとう。