2006-05-07

雨が降っています

拝啓 なかさん 

どのような言葉でこのお手紙を始めたらよいのか
私には解りません。

ですから
思いついたまま書き付けてみます。

本当は少し気付いていたと思います。
貴方の想いにです。

けれどもどのように考えてみても
私にはそれをそのまま受け取ることはできません。

まず
認めることができないのです。
このままそれを受け止めることはできません。

貴方の想いはインターネットの海の上に浮かんでいる
ただの幻影幻に過ぎません。
第一貴方が本気でそれを書き留めているとは思えないのです。

あなたも私も
そして
すべてのみなさんが
いったい正直に何を書き留めているというのでしょう。

有り得ないことです。
少なくとも私には考えもおよびません。
私は正直者ではありません。

そうです
正直モノ・・・私とは正反対の概念です。
私はウソツキな作家ですよ。

そうです
私は作家なのです。

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